現代の厨子シリーズ
シリーズ「厨子」
厨子とは、もともと仏像・舎利などを安置する仏具のことです。
法隆寺の玉虫厨子はあまりにも有名な国宝です。また、現在でも製作されている厨子は、漆塗で金箔や金具による装飾が施されたものが多く、高価で高級な仏具です。
しかし、厨子を「大切なものをしまっておく箱」と拡大解釈するなら、もっと庶民的で個人的な道具、一家にひとつはあってもいいインテリアになるはずです。
そこで私は、日本の伝統文化を尊重しつつも、様式にとらわれない自由でモダンなデザインの厨子を、「宝石箱」「宝物入れ」といった意味合いで、もっと手軽に生活に採り入れたいと考えました。
今、私の頭の中には新しい厨子のデザインがいくつも浮かんでいます。そこで現代版の厨子をシリーズで製作したいと思っています。
@双方鳥居型厨子 カツラ材その他、柿渋+弁柄仕上げ W:30 × H:38 × D:25
A天板付四脚厨子 タモ材その他、セラック仕上げ W:40 × H:50 × D:30
Sold out B双柱丸引出型厨子 タモ材その他、柿渋仕上げ W:32 × H:46 × D:21
CZ型7段小引出
材質:タマリン(インドネシア産)
仕上:柿渋+オイル